《☆》カリキュラムマネジメントが気になるの巻

【つれづれ教育話その5】
今日の話は教職の方、専門知識がある方以外には難しいかもしれません。m(_ _)mしかもただ思っていることを書くだけなので為になるかもわかりません。でも、学校現場の様子がわかるかもしれないので興味がある方はぜひ読んでみてください!

(今後は難しい内容の時はタイトルに☆をつけます!)





今年は平成最後!づくしな年ですよね。



平成最後のゴールデンウィークだし平成最後の夏休みだし。



最後といえば。


これから、だんだんと学習指導要領完全実施に向けて色んな動きが見られます。
(幼稚園では今年既にスタート!)




今後もこのブログ内では新学習指導要領について書いていこうと思います。


今日は、最近教育記事を読んでいてすごく気になる言葉について。



ズバリ、「カリキュラムマネジメント」!!



この言葉、現場にいた時も聞いてたんですけど中々じゃあそれはなんなの?というと知らないままだったんです。二つの言葉がくっついているのでもやんとしたイメージはあったんですけどね。




新学習指導要領において、アクティブラーニングとともに重きを置かれているのが、“カリキュラムマネジメント“です。


文科省の資料色々ありますが、ここがズバリ、ですね。


各学校には、学習指導要領等を受け止めつつ、子供たちの姿や地域の実情等を踏まえて、各学校が設定する教育目標を実現するために、学習指導要領等に基づきどのような教育課程を編成し、どのようにそれを実施・評価し改善していくのかという「カリキュラム・マネジメント」の確立が求められる。(文部科学省HP 
学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策より)

私の言い方でざっくりまとめるなら、文科省や子ども、地域や学校のことをよく考えて教育課程を編成してね!もちろん編成した教育課程は実施して評価して改善してね!という。

教育課程の編成主体は各学校です。となりの学校と比べるとうちの学校少しやり方が違う!というのはこの教育課程があるからなのです。教育計画のこと。

カリキュラムマネジメントという言葉自体が使われ始めたのは最近ですが、この概念自体はずーっとありますよね。でも、多様な社会になって文科省からの要求もたくさんになって、考えなきゃいけない要素がたくさんになった今…

とにかく私がこれを読んで思ったのは、

先生たち大変すぎる!

ということです。


そして、納得したのです。現場にいた時によく分からないけど学校の中がちょっとずつ変わっていく気がしたのはこういうことなんだな、と。


考えなきゃいけない要素は端的に箇条書きになってるわけではありません。


私がよく読む文科省の資料や学習指導要領一つとっても、とにかく文が長くてかなり時間をとられます。


全て大切なことだからこそ長くなるのは分かりますが、現場にいた時にこれらを読む時間なんてなかったしそれなら「マット運動が苦手な子に有効な指導法!」みたいな本を読みたくなるものでした。



管理職だけ理解していればいい?




いえいえ、




文科省の要求に加えて社会や地域からの要求にも応えていかなきゃいけない、そして「学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策」にははっきり書いてあります。


先を見通すことが難しい社会の中で、新しい社会の在り方を創造することができる資質・能力を子供たちに育むためには、教育に携わる教員一人一人の力量を高めていく必要がある。



その通り…その通りなんですが…。



そのようなことを言われましても中々…。




最大の問題点は教師の質が下がったことじゃないと思います。問題解決のために動き出す以前に問題を把握するために膨大な時間を要さなければいけなくなったこと。そしてその時間が現場にないことが問題なのです。



だから、たまに来てくださる主事先生のお話は初知りのことが結構あって勉強になりました。



分かりやすい現場になれば、もっともっと先生一人一人が持ち味を生かして課題と向き合えるのに、と思っています。



余談

目で見てわかる、問題把握の難しさ


今回メインに扱った記事、これだけ内部に入らないと読めないものなんです。迷宮みたいと思ってしまう私。でも、どんどん掘ってしまう私。

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